今年2回目の泊りがけイベント、初夏の上高地から古い街並みの高山の旧市街、そして白川郷へといった大自然満喫ツーリングです。
朝6時50分、プラザ東京練馬の店舗前に早くも全員揃い、予定時刻通りに出発、関越高速から上信越道へ。1回目の休憩場所である甘楽PAに着くと、なんと国内外車の100台近いバイクでいっぱいだった。
これをみると、まだまだバイクライダーは沢山いるんだと思った。しかし乗っているライダーを見ると、若者らしい姿はほとんど見当たらないなぁ、と感じずにはいられなかった。
次の集合場所、姨捨SAで残りの参加者と合流。ここは上信越長野道の下りに当たるので、全くバイクを見かけない空いているSAである。登りと下りの差を感じる。
次に本日の第一の観光目的地である上高地へ。
現在上高地エリアは排気ガス問題でマイカー規制があり、バスとタクシーのみ入れることになっている。
私達も大型タクシーに5人乗り、約20分で4200円を支払った。なぜタクシーかというと、バスは一人1100円なので、4人乗った段階でタクシーの方が安くなるからだ。
上高地の河童橋の前で北アルプスをバックに記念撮影。まるで観光パンフレットの写真の様な景色だ。やはり上高地と言えば河童橋と雪解けの北アルプスだろう。
昼食を取りにレストランへ行くと、なんと結婚式で貸切になっていたので仕方なく近くの食堂にて上高地ラーメンをいただいて、次の目的地である飛騨高山へ。
旧市街の古い街並みを散策していると、江戸時代にタイムスリップしたような錯覚を覚える。ほとんどが様々な専門店の集合体となっており、碁盤の様な町の作りは飛騨の小京都と言われる所以の一つかもしれない。
そんな中、行列の出来ているお店を発見。看板には「日本一美味しいミンチカツの店」と書いてあるので、私達も並んで入ってみることに。1個300円で、何やら隠し味があるようなソースがあり、かけてみると本当に美味しかった。
なんだかんだと歩いているうちに宿に入る時間となり「ひだホテルプラザ」に5時入館。
早速9Fの大展望風呂へ。
ここから見おろす高山市内と遠くに広がる北アルプスの山々が素晴らしく、気分爽快である。
夕食は大宴会場で他のお客様と一緒。飲んで食べてバイク談義に花が咲く。
9時に部屋に戻ってからは二次会。ウィスキーを2本持参された方のおかげで水割りを飲みながら昔のツーリングの思い出話などで盛り上がった。
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二日目、朝全員が7時に起きて朝風呂へ。今回はB1にある和式風呂。なんと風呂場の床が全部畳敷きになっている。藺草の香りを案じる純和風だ。
さっぱりしたところで朝食をとり、9時に出発、今回最後の観光目的地である、世界文化遺産の白川郷へ向かった。
中部縦貫道が開通し、とてもトンネルが多い道だ。何しろ中央アルプスを縦断している道路である。
約1時間弱で白川郷へ入ったが、まだ朝早いので空いている。
今回の参加者で二名の方が以前訪れたことがあり、他はみんな初めてだったので、じっくりと観て回った。本来ここは1時間程度の予定だったが、約2時間かけての散策となった。
この白川郷では現在3つの合掌造りの民家が、住居として使いつつ一部を一般有料公開している。
いずれは国宝にという大事な世界遺産だ。入場料か各家300円で1Fが生活の場で、2-3Fを公開している。屋根の茅葺を取り換える際には村中の人が一緒に作業をするという事だ。
そして白川郷の景色で有名なのは、雪に包まれたこれらの民家を山の上から見下ろしたものだろう。
そこで私達も城山天守閣の展望台に上がってみたが、やはり上からの白川郷の眺めは最高だった。
次回はぜひ冬場に来てみたいものだと思った。
白川郷で1時間オーバーしたので、途中の休憩は1回パスし、帰路へ。
途中の北陸道は日本海を眺めながら進み、富山に入ると日本アルプスの山々を眺め、ゆったりと変化する景観の雄大さを肌で感じる高速ツーリングとなった。
黒部ダムや糸魚川といった観光名所も途中にあり、上越JCTより信越道に入り小布施、松代PAで休憩。ここでもう一泊する2名と別れ、私達は上信越から関越へ、そして上里SAにて給油休憩。
ここで、花園から高坂まで事故渋滞15kmという道路情報を得た。暗くなってからのすり抜け走行はしたくないという思いで、ゆっくりと90-100km位で走行すると、事故現場が見えてきたが、渋滞も解除されてゆっくりスイスイ走る事が出来た。
無事による8時半頃プラザ店に到着。最後まで一緒だった3名とここでお別れ。
今回の総走行距離は860km! 一泊二日だがやはり帰路が長いと疲れが出てしまう。
次回からは二日目は短い距離で走れるようにしたい。
皆さま、お疲れ様でした!
------------- Report by マスターFujiki
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